はじめに
この記事は、こんな方に向けて書いています。

●九星と十二支の関係を知りたい
●九星と十二支で性格を知りたい
●九星と十二支の組み合わせを知りたい
逆に

●九星と十二支の関係は知り尽くしている
●九星と十二支の性格なんて特に興味がない
●そんなの迷信だと思う
という方には不要な記事です。
時間の無駄になりますので
これ以上先を読まずに
お帰り下さい。
この記事を読むと

●九星と十二支の関係が何なのかわかる
●九星と十二支での性格がわかる
●身近で九星と十二支に関わる事を知る事が出来る
それでは、こちらからどうぞ
1.方位を十二支で表す

九星気学では、
方位を十二支で表すこともあります。
東なら「卯の方位」
南なら「午の方位」です。
その方位に対応した
十二支のエネルギーが働いています。

氣学の方位盤は
正八角形ではありません。
東西南北は30°、
東北、東南、西北、西南は60°と
なっています。

東は木、西は金、
南は火、北は水の氣を持ち、
東北は木と土、東南は火と土、
西北は水と土、西南は金と土の氣を
持っています。
2.九星氣学の方位盤

九星氣学の方位盤は
南が上となっています。
昔の中国では地図は南が上でした。

当時は、地図を作ると言っても、
今のような測量機械や技術も、
上空写真や衛星を使う事も
ありませんでした。

ただひたすら、人が歩いて
物差しや歩幅で測量して地図を
作っていました。

当然、そのような手間のかかる物を使うのは
高貴な貴族や王族です。
そのころは位が高い人は、
部屋の北側に南を向いて座るのが
儀礼でした。
当然、臣下は南側に立ち
北を向くことになります。

地図を広げる際にも、
主君から見たとき、
南を上にした地図を使うのが
理に叶っています。
当時の中国で使われていた方位磁石も
「指南車」や「司南」といった占いに使うもので、
南を示すように作られていました。

背中という漢字は
「北」に肉付きをしめす「月」から
成り立っているとおり、
背中を向ける方角を示しているのは北で、
顔は南を向いていたことになります。
3.九星と十二支の組み合わせ

九星と十二支の組み合わせは
一つの星に対して四つの十二支しか
ありません。

例えば、良く聞くのが
「五黄の寅」ですが、
これは、五黄土星の年で十二支が寅の
生まれの人の事です。
ですが、「五黄の午」はありません。

この3つのグループで
月盤の始まりが決められています。
生まれた年から割り出す本命星と
月から割り出す月命星で、
性格を見たり、吉方位や凶方位を見ます。
同じ本命星でも、十二支の違いや
生まれた月によって、
性格も変わってきます。

本命星は、
持って生まれた性質、本質、運勢を
表します。
月命星は、社会的な顔や建前といった、
社会に順応するための性格を表します。

また、子供は10歳までは、
月命星の性質が強く出ると
言われています。
次からは九星と十二支の組み合わせの
性格を見ていきます。